何を準備したらいいのか、どのくらい準備したらいいのか、まったくわからない。それが出産準備です。初めての出産なら、出産準備のリストを見てもわからない用語だらけ。そんなこともあると思います。
そして迷うのが、書いてあるけど本当に必要なのか。こんなに枚数いるのか、この枚数で足りるのか。そこです。
ここでは、必ず必要なものからあると便利なものまで、長男を11月に産んだ私の経験をまじえて紹介しようと思います。
Contents
- 1 冬の出産の特徴
- 2 冬生まれの赤ちゃんに用意したい基本リスト
- 2.1 コンビ肌着:5~6枚
- 2.2 ツーウエイオール:4~5枚
- 2.3 スリーパー:2枚
- 2.4 靴下:1枚
- 2.5 おくるみ:1~2枚
- 2.6 防寒ウェア:1枚
- 2.7 帽子:1枚
- 2.8 新生児用おむつ:1パック
- 2.9 おしりふき:1パック
- 2.10 おしりふきをあたためるケース
- 2.11 ベビー布団:1組
- 2.12 ベビーベッド:1台
- 2.13 ベビーバス:1つ
- 2.14 ベビー綿棒:1つ
- 2.15 ベビー用爪切り:1つ
- 2.16 体温計
- 2.17 哺乳瓶:1~3本
- 2.18 哺乳瓶用乳首:1~3個
- 2.19 小分けタイプのミルク:1箱
- 2.20 消毒セット:1つ
- 2.21 ガーゼのハンカチ:10枚程度
- 2.22 チャイルドシート:1台
- 3 冬生まれの赤ちゃんにあると重宝するもの
- 4 最後に
冬の出産の特徴
私は長男を11月に、次男を6月に出産しました。真逆の季節だったので、どちらのメリットもデメリットも経験しました。その経験からいうと、やはり冬生まれのデメリットの方が多いと感じました。
<冬生まれのデメリット>
・寒い
・天気が悪い
・乾燥する
・退院時に雪が降る可能性がある
・夜中の授乳が寒い
・家の中で過ごしすぎてストレスがたまる
・外出が寒い
・洗濯ものが乾きにくい
<冬生まれのメリット>
・ママの免疫があるうちにインフルエンザの時期が終わる
・あせもの心配がいらない
冬生まれの赤ちゃんに用意したい基本リスト
コンビ肌着:5~6枚
大人でいう下着ですね。肌着の基本スタイルは、短肌着とコンビ肌着とよく書いてあります。私も準備しましたが、短肌着の出番がいつなのかわからず、一度も登場しませんでした。私がいつも着せていたのは、コンビ肌着とツーウェイオールなどのつなぎ服です。私の地域には、出産して1か月以内に助産師さんが家に様子を見に来る助産師訪問があったのですが、助産師さんにも、「着せるのは基本2枚でいい。室温調節をメインにした方がいい。」と教えてもらいました。何枚も着ていると、赤ちゃんもゴワゴワしていて動きづらいですしね。
枚数としては5~6枚用意して足りなければ買い足すのがいいと思います。赤ちゃんはミルクを吐いたり、うんちが漏れたりして一日に何回も着替えることがあります。冬は洗濯ものも乾きにくいので、心配ならプラス2~3枚用意してあると安心です。
素材は綿一択です。赤ちゃんの肌は敏感なので、寒そうだからといってモコモコ素材などを選ばないようにしましょう。
ツーウエイオール:4~5枚
生後3か月くらいまでの赤ちゃんの普段着です。足元をスカートのようにしたり、ズボンのようにしたりできます。新生児期はおむつ交換しやすいスカート型、足を動かすようになったらつなぎ服と形を変えられます。素材は綿を選びましょう。形ですが、まれに前にボタンがついておらず、かぶるタイプのものがありますが、お座りのできない赤ちゃんにかぶりの服を着せるのはとても大変です。必ずボタンがついている前開きのものを選びましょう。それとフードがついているものも、一日中仰向けで寝ている赤ちゃんには邪魔になりますのでフードのついていないものを選びましょう。
スリーパー:2枚
新生児は足をよく動かします。布団をかけていてもすぐにはがれてしまいます。寝る時や室内が肌寒い時など、スリーパーは重宝します。
靴下:1枚
退院時や外出時に1枚はあったほうがいいです。
おくるみ:1~2枚
ブランケットやバスタオルでもいいです。外出時に車のなかでかけてあげたり、寒そうなときにかけてあげます。なくてもママのカーディガンなどをかけてあげてもいいです。
防寒ウェア:1枚
外でベビーカーに乗せて外出するときなどに使います。車で外出する場合は、防寒ウェアを着たままチャイルドシートに乗せると、ベルトを締められなかったりするので、チャイルドシートに乗せる時は脱がせることになります。
帽子:1枚
外出時の寒さ対策に使います。
新生児用おむつ:1パック
おむつは1パック用意してあれば十分です。すぐに大きくなって新生児用は小さくなってしまいます。
おしりふき:1パック
おしりふきをあたためるケース
冬はおしりふきがとても冷たくなっています。おしりふきを温めるクイックウオーマーがあると便利です。
ベビー布団:1組
敷布団、掛布団のセット。枕はなくてもいいです。毛布は大人のひざ掛けなどで代用できます。
ベビーベッド:1台
生活環境によります。大人がベッドで寝ている場合や、上の子がいて赤ちゃんを踏んでしまいそうな時は便利です。おむつ替えの時も腰が楽です。長く使うものではないのでレンタルでもいいと思います。
ベビーバス:1つ
ベビーバスは本当に一時しか使いません。我が家は洗面台にお湯を張ってお風呂代わりにしました。
ベビー綿棒:1つ
おへそや耳、鼻周りのケアに。
ベビー用爪切り:1つ
赤ちゃんの爪は薄いため、ハサミタイプのものを用意します。
体温計
我が家の次男は2か月の時に長男からRSウイルスがうつって発熱しました。3か月未満の赤ちゃんが熱を出すと、即入院です。必ず1本は用意しておきましょう。
哺乳瓶:1~3本
母乳、ミルクにかかわらず最低一本は用意しましょう。赤ちゃんを預けてママだけ外出する時などに必要になります。また、出産後すぐに母乳が出るとは限りません。そんな時はミルクを足すことになるので必要です。大は小を兼ねるで、200ミリの哺乳瓶を用意しておくといいです。
哺乳瓶用乳首:1~3個
哺乳瓶と乳首は別売りです。
小分けタイプのミルク:1箱
母乳かミルクかまだ定まらない時期なので、一回ごとに使い切れる小分け包装のミルクがあると安心です。おすすめはキューブタイプ。
消毒セット:1つ
哺乳瓶やベビー用食器の消毒に。電子レンジ用や、消毒薬用のものがあります。
ガーゼのハンカチ:10枚程度
赤ちゃんの沐浴用や、授乳時、くち回りなどを拭くときに使います。何かと使います。
チャイルドシート:1台
退院時、自家用車で帰るなら必ず必要です。色々なタイプがありますが、コンビ、アップリカなどの王道が人気のようです。イギリスのブランドジョイーも高品質、低価格で定評があります。
冬生まれの赤ちゃんにあると重宝するもの
ここからは必須アイテムではないけど、あると重宝するものをご紹介します。
加湿器
冬は風邪を引きやすい時期。部屋が乾燥しているとウイルスがまん延しやすくなります。最近の住宅は気密性・断熱性も高く、エアコンをつけると一気に湿度が下がってしまいます。赤ちゃんのお肌の乾燥にも気を付けたいところです。
ウオーターサーバー
ミルクを作るときにすぐにお湯が出るので重宝します。また、授乳中のママは意識して水分を摂る必要がありますし、冬の乾燥もあってとにかく喉が渇きます。赤ちゃんを抱っこしていても、ウオーターサーバーがあれば片手ですぐに水が飲めます。


授乳クッション
母乳育児にはあると便利です。
ビーズクッション
これは本当に重宝しました。夜、赤ちゃんが抱っこしていないと眠ってくれない時、赤ちゃんを抱っこしながらこのクッションに寄りかかって、私も眠ることができました。なくてはならなかったアイテムの一つです。
ママ用ネックウオーマー
夜の授乳は寒いんです。そんな時にこれがあると重宝します。
抱っこひも・スリング
新生児の時はとにかく抱っこ、抱っこ。ママの両手が空くことはほとんどありません。首が座る前から使える抱っこひもや、スリングが重宝しました。抱っこひもは安定していて赤ちゃんも安心してずっと眠っていてくれるので、一日中使っていたような気がします笑
また、スリングはさっと赤ちゃんを入れられるので、上の子の保育園の送り迎えの時に重宝しました。
今何かと色々話題のエルゴですが、私はエルゴが一番使いやすかったです。サイズ調整も幅広くできるので、男性も問題なく使えます。
このスリングは実際に使っていました。初めは赤ちゃんを入れるのに苦労しましたが、慣れると本当にさっと入れることができて、家の中でもよく使っていました。
ママコート
赤ちゃんをおんぶや抱っこしたまま着れるママのコートです。これも冬生まれの赤ちゃんにはあるととても便利。抱っことおんぶ両方で使えるものがおすすめです。
保湿剤
冬は赤ちゃんもママもとにかく乾燥します。お風呂上りなどにママも赤ちゃんも使える保湿剤があるととても便利です。馬油やワセリンは授乳中のママの乳首の保護にも使えるのでとても便利です。
鼻水吸引機
赤ちゃんは鼻水がよく出ます。ですが、自分で出すことができず呼吸が苦しそうになることがよくあります。眠りたいのに鼻水で眠れない、そうなるとママも心配で眠れません。鼻水を取る機械はスポイトのようなものと電動があります。おすすめは電動です。しっかり取れます。値は張りますが何種類もスポイトを買って、思うように鼻水が取れず、最終的に電動の吸引機を買った私としては、初めから電動の吸引機を買うことをおすすめします。
その他
冬は寒いので家の中で過ごすことが多くなります。特に、初産が冬の出産だと、上の子の送り迎えなどもないので、本当に外出の機会はありません。慣れない育児、日中赤ちゃんと二人きりになるママは気がめいってしまうこともあると思います。家の中で気分転換できるものを用意しておくことをおすすめします。
おすすめは、興味のあるテレビ番組を片っ端から録画して観る。ネットテレビやネットレンタルなどもいいと思います。時には寒さ対策をしっかりして外に出るのもいいと思います。
最後に
冬生まれの出産準備を紹介しました。
冬は、寒くて外出が億劫になるもの。生まれたての赤ちゃんがいればなおさらです。
必要なものをネットで購入するのもママの負担が少なくなる方法の一つです。
上手にママの気分転換をしながら冬の育児を乗り切ってくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。