長男日記

離婚は人にはおすすめできない。でも過去の自分にはやっぱりすすめる。

離婚してそろそろ半年が経ちます。

 

別居してからは9ヶ月が経とうとしています。

 

振り返ると本当に大変でした。

 

離婚とはこんなにも大変なのかと絶句しました。

 

子どもも不安定になり、自分も不安定になる。これからやっていけるのかという不安。子どもふたりを養っていけるのかという経済的不安。

 

今日の朝、息子達を保育園に送って車に向かいながら、ふと、今離婚したいと考えている人たちに離婚はおすすめできないなー。と思いました。

 

先ほども言いましたが、想像を絶する大変さがあるからです。

 

じゃあもし今、離婚を悩んでる自分に会いに行けたら何と言うだろう。。。

 

そこで瞬間的に、「やっぱり離婚をすすめる」という結論に至りました。

 

この数ヶ月大変でした。

 

本当に大変でした。

 

とても人にはおすすめできません。

 

でも、わたしは今、自分らしく生きているなと思っています。

 

自分らしく生きるために子どもを犠牲にしたのかと怒られそうですが。

 

やっぱり自分の幸せなしに、自分の人生は生きられません。

 

今は心からそう思います。

 

離婚して思ったことは、世の中は優しい、わたしは環境に恵まれている、ということです。

 

親身になって離婚の相談にのってくれたひとがいること。

 

「離婚祝い」と熨斗をつけてカステラを送ってくれた友人がいること。

 

離婚後に、「私にできることがあったら言ってね」と言ってくれた友人がいること。

 

彼女達は私が本気でお願いすれば絶対に助けてくれるでしょう。

それほど信頼できる友人がいることも、恵まれていると思う理由です。

 

長男のことで行き詰まり、泣きながらしばらく仕事を休みたいと言ったわたしの話を、泣きながら聞いてくれた上司がいること。

 

人手不足でしばらく休む余裕なんてないとわかっていたけど、ひとつ返事で休ませてくれたこと。

 

わたしが休んでいる間、いつも以上に働かなくてはいけなかったはずなのに、復帰後、笑顔で「大丈夫でしたか?」と聞いてくれた職場の人たちがいること。

 

長男と私がなんど癇癪を起こしても、また遊びにくるねと言ってくれる友人がいること。

 

頼めば嫌と言わない母親、義姉がいること。

 

「頼れるところは全て利用して、お母さん1人で抱え込まないで」と言ってくれる保育園の先生がいること。

 

私以上に私の環境を親身になって考えてくれる、市の保健師さんがいること。

 

信頼できる長男の主治医に出会えたこと。

 

かかりつけの小児科医も、長男の症状に理解を示してくれること。

 

毎日帰る家があり、あたたかい場所で眠れること。

 

職場に行けば、みんないつもと同じように笑い合えること。

 

どんなに、もう限界だと思っても、全く体調の崩れない丈夫な体があること。

 

なんどぶつかり合っても、また笑顔で「ママ!」と言ってくれる息子たちがいること。

 

こんなにたくさんの、素晴らしい財産があることに、離婚して気づきました。

 

また、こんなにも深く子どもについて考えることも、離婚しなければなかったかもしれません。

 

長男への対応ももっと遅くなっていたかもしれません。

 

子どもへの関わり方を変えることもなかったかもしれません。

 

そんなことを考えながら、「あ、幸せになろー」と思った朝でした。

 

ただ、離婚はおすすめしません笑

 

長男と夜更かしを始めてから2回目の朝ですが、なぜか夜更かしを始める前よりも、長男が早起きになりました。不思議です。

今日も笑顔で保育園に行ってくれました。

ありがたい。

 

 

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アラフォー主婦
二人の男の子を育児中のアラフォー主婦です。