こんにちはアラフォー主婦です。
家族全員で吐き下しの風邪に感染しました。
職場復帰してちょうど一週間目の悲劇です。
発症は夫から
仕事復帰からちょうど一週間目の木曜日。
仕事が終わって子どもを保育園に迎えに行って、家に帰ると、リビングで夜勤明けの夫が寝ていました。
その時点で、ちっ、と舌打ちを一回。
次に夫の横に体温計が置いてあるのが見えました。
ちっ、と舌打ち二回目。
殺意すらふつふつと湧いてきます。
風邪ひいてんじゃねーよ。
寝てる夫がちょっと目を開けたので、熱あるの?と聞くと、
吐き下しで熱も38.4℃あるとのこと。
まず思うことは、
リビングで寝てんじゃねーよ。
ということ。
その次に、
ぜってーうつすなよ。
ということ。
そんな脳内会話をよそに、夫が「近くに自販機ってあったっけ?」と発言。
なんか飲みたいけど、味のあるものがいい、別に買いに行けとは言ってない、でも俺には熱がある、結果あたしに買ってきてほしい。ってことが全部含まれてる、「近くに自販機ってあったっけ?」発言。
私の脳内には、夫が自販機まで歩いてるビジョンが浮かんだけど、根に持たれると嫌なので、とりあえず自販機へ。
自販機を前にして私が思ったこと。
自販機のポカリたけーーー
薬のアオキなら同じ値段で倍の量買えるーー。
でも歩いてきてしまったので、そのまま歩いて行くには薬のアオキはちょっと遠いし、まだまだ帰ってからこなさなきゃいけないスケジュールがあるし。。。
ということで1本だけ買って、子どもをお風呂に入れてご飯を食べてから、もう一度買いに行こうと思い、足早に帰る私。
買ってきた一本のポカリを目にするやいなや、長男が自分が飲むと言い出し、両親の制止も振り切って、そのままひとりだけで飲むという暴挙に。
結局夫は、「俺、自分で買ってくるからいいよ」と買いに出かけました。
初めからそうしろよ
と私が思ったのは言うまでもなし。
そもそも、吐き下しの風邪は保育園で大ブレイク中。
なんでお前が一番なん?
次は私のところに来た
その日夫はいつ買い出しから帰ってきたのかわからないまま、勝手に自室にこもって寝ていました。
私はそんなこと気にする間もなく、せかせかと家事を続行。
ひと段落ついてからスマホを見ると、ラインが入っていました。
それは、夕方私の仕事が終わる頃に、夫から送られてきていたライン。。。
「吐き下してて、熱もあるので寝ます。俺のことは放置で大丈夫です。」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
じゃあリビングで寝んなよ。
ポカリ騒動の時間返せよ。
実は、この時すでに私は胃部に不快感を覚えていました。
ですがそれを、夕飯に食べたサバの味噌煮のせいだと、必死に自分に言い聞かせていました。
今ここで私まで吐き下したら、だれが子どもの面倒を見るんだよ。。。
その思いだけが私を奮い立たせます。
立てよ、立つんだよ。
明日仕事に行けば5日勤全クリなんだよ。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
夜中にピーゴロ言ってる自分の腹に気づかぬ振りをして、ついに5日勤最後の日に突入。
吐きそうになりながら、何度もトイレで下しながら、
気力だけで仕事をこなす。
なんてったって、今日のチームのメンバーは私ともう一人だけ。
そう、チーム西は二人しかいないの。
私がいなくなったら、チーム西は一人になっちゃうの。
そんな気持ちだけで午前の仕事が終わろうとした、その時。
「すみません、私今日午後から帰るので、おつかれさまでした」
と、チーム西の相方。
聞いてないよーーーー。
一人にしないでよーーーー。
そこから自分の休憩までの1時間、何とか耐える。
心なしか寒気がしてきた。
今日は真夏日。
私だけ心も体も寒い。。。
やっと待ちに待った休憩。
うだるような暑さの車の中で、カップラーメンを寒さで震えながら食べるという非常事態。
ついに決意。
私も帰ります。
車で片道40分の帰り道、家までの距離を永遠のように感じながら、たどり着いた我が家。
保育園のお迎えまであと3時間。
行ける気がしない。
夫に気づかれた。
夫は私より吐き下しの先輩だ。
そろそろ熱も下がっている頃だろう。
37.8℃。
あたしよりたけーーー
下がりきってねーーー
お迎えの時間になると、夫も起きてきた。
「迎えいってくるわ。」
と夫が言う。
正直、一人で行ってほしい。
だけどここで恩を売られるのはごめんだよ。
「あたしも行く」
吐き下し中の大人二人が集まれば、何とか大人一人分くらいにはなれただろう。
その日は、放っておいても子どもが食べられるような食べ物を、スーパーで買って帰る。
スーパーでもまずトイレに寄って、猫背でベビーカートを押しながらやり過ごす。
長男は今日は大っ嫌いな風呂に入らなくていいとのんきに喜んでいる。
まだ子供が誰も寝ていない21時。
夫が「じゃあ俺寝るね。」
と言って自室へ行った。
永遠に眠ってくれ。
次は長男
その日の深夜3時半。
長男の声で目が覚めた。
「ママ、げぼ出そう。」
長男よ。。。あんたはなんて律儀なの。
即座に長男を抱きかかえて、床の上に吐かせた。
辛そう。かわいそう。
吐物の片づけをしていると、次男が泣いて起きてしまった。
やばい!そこにはゲロが。。。
なんであたししかいねんだよ!!!
そんな心の声が聞こえたのか、夫が来た。
夫に次男の世話を任せて、私は吐物の処理をする。
長男は床の上で吐いたから、床を拭いて、長男を着替えさせれば終わりだ。
片づけが終わったころ、長男がもう一度吐いた。今度は用意してあった袋の中に。
親思いの子だよぅぅぅ
さて、横になろうとしたところ、布団に目をやると、なぜだかピンク色。
チキショーーーすでに布団で吐いてたんかーーーい
結局布団変えたり、洗濯したりなんだりで、時はすでに5時。
ふぅーーーーまったく休めない。
そして少し寝たのもつかの間、長男の「ママ、うんこ出る。」で6時に起床。
長男よ、ともに頑張ろう。
最後は次男
家族でゴロゴロしながら過ごした土曜日。
次男は変わった様子もなく、ついに夜寝る前のミルクの時間まで来た。
いいぞいいぞ、その調子。
ミルクを飲み終わり、布団でゴロゴロしながらうとうとしている次男。
夫のほうを向きながら、ごろんとしている。私はそんな次男の背中側から、おしりトントンで寝かせようとしていたところ、
「吐いてる吐いてる」と夫。
次男吐いてるじゃーーーん。
次男のゲロを手で受け止めている夫。
せめて布団だけは汚すまいと思ったのだろう。
しばらくして、まだ子どもが誰も寝ていない21時。
夫が「じゃあ俺寝るね」
と言って自室へ行った。
永遠に眠ってくれ。
最後に
いやー家族全員の感染は相当きつかったです。
一人が発症したら、ほかのメンバーの感染はほぼ免れないと思っていいと思います。
この経験でまた一つ大人になりました。
みなさんも風邪を引かないよう気を付けてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました♪