妊娠・出産

破水した!破水した時の対処法。まずは落ち着きましょう。

この記事では、臨月に思いがけず突然破水してしまった場合、まずどうすればいいか書いています。

正期産の人も、正期産より早い人も対処法は同じです。

今現在、破水してパニックになっている人はひとまず深呼吸をして落ち着きましょう。

焦らなくて大丈夫です。

臨月でお産が破水から始まったら、と考えている人は、この記事を読み進めてイメトレしましょう。

破水したらまず病院へ電話しましょう

家にいても、外出先でも、まずはかかりつけの産科に電話しましょう。

その時は名前、妊娠週数、破水したかもしれないことを伝え、今からどうしたらいいか、病院に指示を仰ぎましょう。

病院に行く移動手段

病院に電話して指示を仰いだら、次は病院に向かいます。

病院からの特別な指示がない限り(激痛を伴っている、大量に出血しているなど)、救急車ではなく、自力で向かいます。

通常は破水してもすぐに出産につながることはありません。

外出先で破水した場合、入院の荷物は後で誰かに持ってきてもらえば大丈夫ですので、そのまま病院へ向かいましょう。

自宅で破水した場合、入院バッグを持って病院へ向かいましょう。

移動手段1.タクシー

破水したら自分で運転するのはやめましょう。運転中に突然陣痛が始まると危険です。公共交通機関も、破水した状態ですとかなり使いづらいと思います。

おすすめはタクシーです。1番いいのは陣痛タクシーだと思いますが、ほとんどの場合予約制です。あらかじめ予約していた人は陣痛タクシーを呼びましょう。

予約していなかった場合は普通のタクシーでいいです。その際、必ず破水してしまったことをタクシー会社に伝えましょう。

移動手段2.自家用車

先ほども言いましたが、自分で運転するのはやめましょう。家族などがすぐに車で病院へ行ける状態である場合、家族に運転してもらって病院へ向かいましょう。

ただ、家族に電話して、仕事を切り上げて帰ってきてから病院へ行くなど、時間がかかりそうな時は迷わずタクシーにしましょう。

病院を受診する

病院についたら、受付で、名前、妊娠週数、破水したことを伝えましょう。

ここまで来ればもう安心です。後は病院の指示に従いましょう。

破水した時の注意点

お風呂、シャワー、ウォシュレットなどはNGです。陰部から細菌感染する恐れがあります。病院に行く前にキレイにしたくてもここは我慢しましょう。

破水かどうか迷う時

妊娠してお腹が大きくなってくると、ちょっとした腹圧で尿もれするときがあります。

尿もれかなと思っても、破水の可能性もあります。

破水は大きく2種類に分けられます。

<完全破水>

完全破水は子宮口入り口近くの膜が破れ、羊水が多量に流れます。

<高位破水>

高位破水は子宮の高い位置で膜が破れます。膜の外側には筋肉があるため少量の羊水がチョロチョロと出る感じになります。水っぽいおりものや、尿もれとの判断が難しくなります。

羊水の特徴は、透明で無臭、もしくは少し生臭い感じがあり、尿のアンモニア臭とは違います。ですが、尿の状態は人によって違いますし、その時の体調や季節、水分の摂取量によっても変わってきます。自分で判断するのは難しいでしょう。

リトマス試験紙で判断しようとする人もいますが、羊水か尿かはリトマス試験紙では判断できませんので、必ず病院に連絡しましょう。

急な破水や入院に備えて準備しておきたいもの

・出産バッグ(入院バッグ)

・陣痛タクシーの予約

・母子手帳、保険証は常にバッグに入れて持ち歩く

・破水に備えて夜用ナプキン、タオル

・携帯電話にタクシー会社の電話番号を何社か登録しておく。万が一携帯電話の電池がなくなってしまった時のために、タクシー会社の電話番号、緊急連絡先は母子手帳などにひかえておいた方が安心です。

最後

突然破水してしまった時の対処法についてまとめました。

家にいても、外出先でも、あわてず対応できるようにしっかり準備しておきましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ABOUT ME
アラフォー主婦
二人の男の子を育児中のアラフォー主婦です。