つぶやき

インフルエンザを予防するには?うがいは必要なし?

こんにちはアラフォー主婦です。

先日、インフルエンザのことについて記事にしたので、今日はインフルエンザの予防について焦点を当てたいと思います。

今まで信じてやってきた予防が実は無駄なことだったかもしれません。

どうぞじっくり読んでみてください。

 

インフルエンザの感染経路

予防をするうえでまず知らなくてはならないのが、感染経路です。

インフルエンザの感染経路は主に以下の2つです。

・飛沫感染

・接触感染

これはもうみなさん耳にタコができるほど聞いたことがあるのではないでしょうか?

でも実際どんなものか、自分で説明するのは難しくないですか?

インフルエンザにおける飛沫感染と、接触感染はとてもよく似ています。

インフルエンザはウイルスを持っている人から出たつばなどの飛沫からうつります。

この他に感染する方法はありません。

飛沫感染の例

①ウイルスを持っている人が目の前でくしゃみや咳をする

②そのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染

接触感染の例

例えば、エレベーター乗っているとします。

インフルエンザウイルスを持っている人が、口に手を当てて咳をしています。

その手でエレベーターのボタンを押します。

次に乗ってきた人が同じボタンを押します。

その手を洗わずに自分の口元や鼻を触ります。

感染します。

しかし、口や鼻を触る前に自分の手を洗っていれば、感染経路が経たれることになります。

やはり手を洗うことは大切ですね。

 

予防方法

・予防接種

やはり1番はこれです。インフルエンザウイルスは遺伝子が変化しやすいです。どんどん形を変えて変身しています。92%くらい変化してしまうと、以前にかかった時の免疫では効かなくなってしまいます。

予防接種を受けることによってインフルエンザにかからないようにするか、症状を軽くすることができます。

<受ける時期>

予防接種を受けた後、免疫ができるまでは3~4週間かかります。

流行が12月ごろからだとすると、11月の上旬ごろまでに予防接種を受けたほうがいいです。

<受ける回数>

12歳以下の子どもは2回受けることが必要です。

では大人は1回でいいでしょうか?実はそうとは限らないのです。

成人の場合、1回接種だと予防効果が64%、2回接種だと94%だとされています。

受験生や、どうしても仕事を休めない人、喘息などで気管支に持病のある人なども2回接種の方が間違いがありません。

また65歳以上の方も肺炎などの合併症が起こりやすいので、2回接種が安心です。

<インフルエンザワクチンと卵アレルギー>

卵アレルギーのある人はインフルエンザワクチン打てない、などと聞いたことはありませんか?

インフルエンザのワクチンは卵の卵白や卵黄そのものを使って製造されるわけではありません

昔は精製技術が進歩していなかったために卵由来の成分が残存し、卵アレルギーの副作用がまれに起こりましたが、近年は高純度に精製されているのでほとんど問題ありませんが、重篤な卵アレルギーがある場合、(ショックを起こしたことがあるなど)接種を避けるか、注意して接種する必要があります。

 

・手洗い

先ほども書きましたが、私たちは毎日様々なものに触れています。

それらに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。

ウイルスが体の中に入ってこないように以下のことをこころがけましょう。

・外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗う

・ウイルスは石鹸に弱いため石鹸で手を洗う

 

・こまめな水分補給

インフルエンザウイルスの1番の侵入経路は喉の粘膜です。

喉の乾燥を防ぎ、粘膜上から異物を排除する繊毛の働きを高めるという観点から、水分摂取がおすすめです。

昔から風邪予防と言えばうがい・手洗いでしたが、厚生労働省の平成29年度インフルエンザQ&Aに、予防としてうがいは書かれていません。

予防効果としてはっきりしていないということでしょう。

インフルエンザウイルスが喉の粘膜についてしまったら、数分から20分以内に洗い流さないと体内に侵入してしまいます。

日常生活の中で数分おきにうがいをすることは不可能です。

日常生活が送れなくなります。

ですが、こまめに水分を補給することなら実践できそうです。

そうすることでウイルスを洗い流し、ウイルスは胃の中で退治されます。

 

・適度な湿度を保つ

空気が乾燥すると、のどの防御機能が低下します。

乾燥しやすい室内では加湿器などを使って50%~60%の湿度を保つことが効果的です。

 

・マスクの着用

マスクをすることで、他人からの飛沫を浴びることを防いだり、他人に飛沫を浴びせることを防ぎます。

またマスクをすることでのどの乾燥を防ぐことができます。

 

・咳エチケット

咳やくしゃみが出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、次のような咳エチケットを心がけましょう。

<マスクを着用>

これは先述した通りです。

マスクを着用していても、鼻の部分に隙間があったり、あごが出たりしていると効果がありません。

鼻と口の両方を確実に覆い、正しい方法で着用しましょう。

<口と鼻を覆う>

くしゃみや咳をする時は、ティッシュなどで鼻と口を覆う。

<すぐに捨てる>

口と鼻を覆ったティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

<顔をそらす>

くしゃみや咳の飛沫は1~2メートル飛ぶと言われています。

くしゃみや咳をする時は、他人にかからないようにしましょう。

<こまめに手洗い>

くしゃみや咳などを押さえた手から、ドアノブなどの周囲のものにウイルスを付着させたりしないために、インフルエンザに感染した人もこまめな手洗いを心がけましょう。

 

・十分な睡眠とバランスの良い食事を心がける

睡眠が不適切になると、ホルモンバランスが崩れ、免疫の働きもおかしくなります

実際、インフルエンザの予防接種でワクチンを取り入れても、睡眠が乱れていると免疫が確立せず、ワクチン接種の効果が認められないという報告もあるようです。

十分な睡眠と栄養は免疫にとって欠かせないものということになります。

 

・おまけ

明治のR1ヨーグルトとインフルエンザワクチンの効果について研究記事がありました。

乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルト飲料を、インフルエンザワクチンを接種する3週間前から毎日飲用し、インフルエンザワクチン接種前後に体内で作られたインフルエンザ株に対する抗体の抗体価を調べた研究です。

研究の結果、乳酸菌1073R-1株を使用したドリンクヨーグルトを毎日飲用した方は、未発酵の酸性乳飲料(プラセボとして)を飲用した方に比べて、抗体価が高く、通常とは異なる推移を示したそうです。

インフルエンザの予防接種の3週間前からR-1ヨーグルトを飲んでみるのもいいかもしれませんね。

ということは11月の上旬には予防接種を受けなきゃなので、10月の上旬ごろから飲み始めないといけませんね。

忙しくなりそうです。

 

最後に

いかがでしたか?

上手に予防して楽しい冬を過ごしたいですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました♪

 

ABOUT ME
アラフォー主婦
二人の男の子を育児中のアラフォー主婦です。